【調整・リペア未体験の方向け】アコースティックギターをもっと弾きやすく

4月ですね。 桜が咲き始め、ぽかぽか陽気で良い気持ちです。 去年もこんな日があったはずですが、あまり覚えてません。。。。 今日はアコースティックギターの調整にあまり関心が無かった方へ向けてのブログです。


昨年の今頃は【巣ごもり需要】や【お家時間特需】とかで業界的には、アコースティックギターの需要が一時的に高まったそうです。

これから始める方も、ギターを始めて少し経った方も、是非一度【調整(メンテナンス)】に出してみてはいかがでしょうか。 「私は新品で買ったので、必要ない。」

と思う方もいらっしゃるでしょうが、世の中の多くの楽器は、新品で買ったらま先ずは調整が必要な事が多いです。 今日は新品で入荷したYAMAHA のギターを弾き易く調整していきます。 YAMAHA FS820 AB(オータムバースト)

コスパがとても良いギターです。

初心者でも中級者でも全然イケる。

安心と信頼のYAMAHA製ギター。 を、初めてギターに触る方が挫折なんてする事なく、快適にギターを楽しめるように調整します。


順番は少し前後しますが、出荷時の12フレット上での弦高を見ると6弦おおよそ 2.5~2.6mm です。

 人にもよります。

が、僕には弾き辛いです。


弦高は高い方がいい音がする。

とか

アクセントやニュアンスが出しやすい

とか

弦高が低いのは軟弱!

とか


そういうのはもっと後の段階の話なんです。

初めは楽しくギターに触れたいんです。

極端な言い方ですが誤解を恐れずに言うと「音の良さ」は「今は」いらないんです。


というか「良い音」を出すにも練習が必要なんです。


楽器が勝手に良い音を出す訳ではないです。

例え良い音でも本人が辛くて楽しくなかったら意味ないです。


というか楽しくないのに良い音は出ません。楽器は楽しいものなのです。


とにかく弾き易く、楽しめる楽器に出会ってください。


という訳で弾き易くするには少し弦高を下げます。 弦高を下げるにはいくつかの調整箇所があります。 見た目には分かりづらい部分が多いので、見た目で分かるビフォア・アフターの画像を紹介していきます。

サドルの底面を削って弦高を下げています。 もし、ご自身のギターをもう少し弾き易くしたい。押さえ易くしたい。と思う場合。 ご自身のギターを見て、削れる余地があるなら弦高を下げて押さえ易くする事が出来る可能性があります。

初めは4mmくらいブリッジから出ていたので、約1mm 削っています。

フレットのサイドは少しバリ(鋭利な部分)が出て痛いので最低限丸めます。

その後、トラスロッド、ナット溝の調整等を行います。

弦高は2.5 mm から 2.0 mm ほどになりました。

これで弾き易いです。楽しいです。 前文より、じゃあ音が悪くなるの?と気になる方もいるかもしれませんが、そんな事はありません。 持ち主にしか分からない感覚ですが、ほとんどの方は音が良くなったと感じます。 本当に音が良くなる場合もありますし、弾き易くなってより上手に弾けるという事でもあります。


僕は常々思います。

例えば、通勤や買い物をする時、快適な車移動をする為に大型のエンジンに載せ替えたりはしません。

サーキットで良いタイムの為には必要な事もあるかもしれませんが、その場合は改造する事以上にシビアな技術も同時に要求されます。

要するに、【目的にあった調整をしましょう。】と言いたいのです。

全員がプロを目指す訳じゃないですし、誰よりも腕を競いたい訳ではないのです。 音楽を楽しめるようになる事も目的として十分だと僕は思います。


お金を払って調整やリペアに出すのは、本気で楽器をやっている方だけではないのです。





ここからは宣伝ぽい感じです汗

もし迷ったら、調整した方が良いのかどうか?と訪ねて頂ければ嬉しいです^^

診断、お見積もりは無料です。

症状と、ご希望に合わせて低価格〜完璧に直す価格までいくつかの予算パターンもご案内しています。

アコースティック、エレキ問わず調整メニューは¥2,500〜ご案内しています。 リーズナブルで通常の調整メニューの場合は出来る限り即日ご返却いたしております。

どうぞよろしくお願い致します。


ちょっと続き ブリッジやナットを何mm削る。とかは三角関数です。

サイン、コサイン、タンジェントくんです。

プラスして弦振幅は波ですので、そこに合わせてネックの反り具合を調整し、弦高を下げても弦の振幅がフレットに当たらないように調整します。 基本的には物理学です。


ですがリペアというものはそれだけではそうもいかず、人間の感性とか、環境的な部分が入り込む余地が多分にあるので、正解がない。

というのが中々奥の深いところではあります。お客様のご要望にお応え出来る様、日々、ただ精進です。 以上