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ピカールの性能と使いかた

更新日:2024年6月30日


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今日はみんな大好き、ピカールです!!

弦交換の際、フレットをピカールで磨く方もいらっしゃると思います。

金属がピカッと光るのでピカールです。

今回はピカールを使ったbefore/after と、金属を磨く時に考慮する事をご紹介。

※ピカールの性能を伝えたい記事なので、当店ではいつもピカールを使っている。と言う訳ではありませんのでご了承くださいませ。



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今回はこの若干サビて曇っているフレットにピカールでゴシゴシするとどうなっていくのか?

を3パターンに分けて検証します。












まずは1本目、一番左側のフレットを磨きます。

クロスに少量のピカールを塗布し、しっかりと力を入れてゴシゴシ。

ただクロスを往復させるのではなく、しっかりと削って磨き上げる様な感覚で施工します。

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どうですか!

綺麗になりました!これがピカールの力です!!

隣のフレットと比べると一目瞭然です。



今回はなぜ3本のフレットを磨くと言ったのか?

それはピカールでただ磨くよりも、その前にしっかりと下地を作ってあげる事で

仕上がりが変わります!というご紹介が本命です。


それでは2本目のフレットですが、ピカールで磨く前にフレットを#240 ~ #1500 のヤスリで研磨した状態でピカールで磨きます。



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パッと見はそんなに変わらないかも??? 10倍のルーペで除いた画像を比べてみましょう。

まずは1本目


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そして2本目



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目には見えない様な細かい傷が少なく、その分実際には光沢感が若干違います。


更に3本目は2本目よりも細かい研磨とスチールウールで研磨した後にピカールでトドメの研磨を行います。



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こちらも10倍ルーペの接写で見てみましょう



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光沢というか鏡面の様な仕上がりになっています。

ここまで研磨するとチョーキングの滑りもめちゃくちゃ気持ちいいです。



いかがでしょうか?ピカールの実力は本物ですが、それ以上に下地の処理というのは仕上がりに影響してきます。


なので、フレットを磨く時はしっかりと下地処理をしよう!!!


そんな訳ありません。

はっきり言ってそこまでやるのは大変なので、そんな事しなくても良いです。

ピカールで磨いて上げるだけで光ってくれるので大丈夫です。


当店一番町ギターではすり合わせの際なども、もちろん3本目のフレット同様、磨きこみに時間をかけ、見た目以上に演奏性にも配慮し仕上げております。

以前twitter でも紹介したのですが、一度でも当店ですり合わせを行えば下地は整うので、その後は1本目のフレットと同じ様に簡易的に磨いてもかなりの精度が出てきます。


フレットが曇りやすい、梅雨の時期。

どうせならフレットのすり合わせもして最高の状態で夏を迎えてみてはいかがでしょうか?


お待ちしております!!


以上








 
 
 

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