twitter でも リペア等でも、「鳴りがすごい!」なんてよく使ってます。
良い楽器である事を伝えるのに使い易い言葉なので多用しております。
結果的には類似しているのですが、実は鳴りの解釈は少し誤解があります。
生鳴りの音が良い=良い音
ではありません。
エレキギターの木材の鳴りはアンプからの出力に関係ありません。
ピックアップの電気信号がアンプから出力されているだけです。
弦が振幅するエネルギーがナット、ブリッジ、ネック、ボディ、ペグ、、、、、、
ありとあらゆる場所で振動し消費され、その減衰の過程が素材や構造によって異なる為に音色の違いが生まれます。
僕は木から良い音が出るとは思っていません。
どうやって木やパーツにエネルギーを意図した形で「吸わせる」か、をイメージして作業してます。
どれだけ「盛れるか」
ではなく
どれだけ「削れるか」
良い音を説明する「鳴り」にイメージや言葉は同じでも、実は解釈や意図は真逆だったりする、、、、
かもしれない!!
以上
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